【売買】九州電力、米国の太陽光発電事業(合計出力400MW)に参画

2023.10.28 事業参画・売買レポート


 2023年10月26日、九州電力株式会社(以下、「九州電力」)は同社グループ企業の株式会社キューデン・インターナショナルが米国の再生可能エネルギー開発事業者Enfinity Global Inc.(以下、「エンフィニティ・グローバル社」)との間で、エンフィニティ・グローバル社がカリフォルニア州、アイダホ州、ノースカロライナ州において運営している太陽光発電事業(28か所、合計400MW)の権益40%(持分出力160MW)の購入契約を締結したことを発表した。九州電力グループが米国で再生可能エネルギー事業に参画するのは初となる。

 当該事業は2013年から2019年にかけて運用開始となった複数の太陽光発電所から構成された事業であり、各州の電気事業者との長期売電契約に基づいて再生可能エネルギーを提供している。当該事業に含まれる太陽光発電所の数はカリフォルニア州で4か所(出力計:126MW)、アイダホ州で5か所(出力計:134MW)、ノースカロライナ州で19か所(出力計:140MW)となっている。

 今回の太陽光発電所の取得で、九州電力グループが米国で行う発電事業は5件となり、発電事業の持分出力は約3GWに到達した。

*アイキャッチ [発電所写真]カリフォルニア州南部 出典:九州電力株式会社

【情報ソース】
米国における太陽光発電事業に参画しましたー九電グループ初の米国における再生可能エネルギー事業ー、2023年10月26日、九州電力株式会社(*株式会社キューデン・インターナショナルとの共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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