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【水素】INPEX、米国テキサス州のグリーン水素・アンモニア製造事業で共同スタディ

2023.10.15 トピック


 2023年10月12日、株式会社INPEX(以下、「INPEX」)はGreen Hydrogen International(以下、「GHI社」)と、米国テキサス州南部におけるグリーン水素事業において、グリーン水素及びグリーンアンモニアの大規模生産実現に向けた共同スタディ契約を締結したことを発表した。

 当該事業は米国テキサス州南部でGHI社が推進しているもので、3.75GW規模の再生可能エネルギーによって電力供給を行い、年間約28万トンのグリーン水素製造を計画している。製造したグリーン水素は岩塩ドームでの貯蔵を経て、コーパスクリスティから約100万トンのグリーンアンモニアとして輸出される。一部のグリーン水素は米国内へ供給することも検討されている。2026年にプラント・設備等の建設を開始し、商業生産開始は2029年に予定されている。

 INPEXはアジアを中心に世界中でのグリーン水素の需要の高まりを見込んでおり、今後、GHI社と共同で当該事業の開発を進め、大規模なグリーン水素及びグリーンアンモニアの輸出評価、商業生産を進める考え。世界最大級のグリーン水素及びグリーンアンモニアの製造・輸出ハブを建設し、世界トップレベルのコスト競争力を有するグリーン水素製造を目指す。

*アイキャッチ UnsplashJoshua J. Cottenが撮影した写真

【情報ソース】
米国テキサス州南部グリーン水素事業における共同スタディ契約の締結について、2023年10月12日、株式会社INPEX(*Green Hydrogen Internationalとの共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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