2024.12.04
【売買】オープンハウスグループ、稼働済み太陽光発電所(20か所、計15.4MW)を取得
2022.11.06 事業参画・売買レポート
2022年10月25日、株式会社オープンハウスグループ(以下、「オープンハウスグループ」)は同グループが進ている脱炭素プロジェクトを更に進めるため、稼働済みの太陽光発電所を取得し、新たに太陽光発電事業を始めることを発表した。
オープンハウスグループが取得する太陽光発電所は国内の稼働済み太陽光発電所20カ所で、出力は約15.4MW。全国分散型でポートフォリオは組まれている。年間の想定発電電力量は約2,000万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約4,100世帯相当)。事業運営は太陽光発電所を運営する子会社(SPC)を活用して行う。
太陽光発電所の取得に対する総投資額は約60億円で、資金調達はエクイティ(匿名組合出資)と借入(ノンリコースローン(アレンジャー:みずほ証券株式会社))で行う方針。取得時期は第1期は2022年10月、第2期は2022年12月~2023年3月の予定となっている。
◯取得予定の太陽光発電所一覧
No 所在地 パネル出力(kW)
1 北海道苫前郡 234
2 北海道苫前郡 794
3 青森県つがる郡 374
4 福島県郡山市 471
5 群馬県吾妻郡 272
6 茨城県水戸市 719
7 茨城県水戸市 1,947
8 静岡県御殿場市 245
9 静岡県牧之原市 678
10 長野県大町市 610
11 愛媛県西予市 1,602
12 青森県八戸市 896
13 宮城県東松島市 375
14 栃木県足利市 1,257
15 千葉県成田市 857
16 広島県安芸高田市 810
17 福岡県飯塚市 528
18 長崎県平戸市 670
19 熊本県熊本市 935
20 鹿児島県曽於郡 1,121
オープンハウスグループは太陽光発電事業の開始に伴って、エクイティと借入の両方を対象としたグリーンファイナンスフレームワークも策定した。当該フレームワークは株式会社格付投資情報センターから第三者評価を取得しており、当該フレームワークに基づくグリーンローンは「R&Iグリーンボンドアセスメント」の最上位評価「GA1」を取得している。当該フレームワークに基づいて調達された資金は、適格要件を満たした太陽光発電プロジェクト(太陽光発電設備、発電所までの送電線を含む)について行う取得やリファイナンス、改修する資金に充当される。
*アイキャッチ UnsplashのMICHAEL WILSONが撮影した写真
【情報ソース】
・~脱炭素の取り組みを加速~ 太陽光発電事業の開始およびGHG排出削減目標にScope3を追加(*PDFファイルが開きます、481KB)、2022年10月25日、株式会社オープンハウスグループ
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