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【ファンド】丸紅・みずほ銀行・AM-One、『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド2号』を組成 海外インフラ資産へのエクイティ投資に特化

2023.09.03 インフラファンド動向


 2023年9月1日、丸紅株式会社(以下、「丸紅」)、株式会社みずほ銀行(以下、「みずほ銀行」)、アセットマネジメントOne株式会社(以下、「AM-One」)は海外インフラ資産へのエクイティ投資を目的として、MM Capital Partners 2号株式会社(以下、「MMCP2」)を設立し、MMCP2が運営・管理する『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド2号』(以下、「当該ファンド」)を組成、ファーストクローズ(第1次資金募集完了)を実施したことを発表した。

 丸紅、みずほ銀行、AM-Oneの3社は2019年に『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド1号』を立ち上げており、鉄道、ガスパイプライン、病院など計8資産、総額500億円規模の投資を2023年6月に完了させている。当該ファンドは後続ファンドと位置づけられており、OECD加盟国に所在する交通インフラ分野、エネルギーインフラ分野、社会インフラ分野を主な投資対象とし、操業開始済み、且つ、安定的なキャッシュフローを創出する資産、いわゆるブラウンフィールド案件を中心に投資する方針だ。

 ファンド運営会社MMCP2への出資比率は丸紅が90%、みずほ銀行が5%、AM-Oneが5%となっている。ファンドへのLP出資者として、丸紅、みずほ銀行、みずほリース株式会社、みずほ丸紅リース株式会社、株式会社SBI新生銀行、三井住友信託銀行株式会社が参加している。今後1年かけて幅広く投資家を募り、500億円規模の運用を目指す。

(スキーム図 出典:丸紅株式会社)

*アイキャッチ UnsplashGaël Gaborel – OrbisTerraeが撮影した写真

【情報ソース】
海外インフラ資産へのエクイティ投資に特化したファンド『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド2号』のファーストクロースについて、2023年09月01日、丸紅株式会社(*株式会社みずほ銀行、アセットマネジメントOne株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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