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【ファンド】MM Capital Partners、ラトビアのガス輸送パイプライン・ガス貯蔵事業会社の株式29.06%を取得へ/Marguerite Fundから

2019.12.07 インフラファンド動向


 2019年12月05日、MM Capital Partners株式会社(以下、「MMキャピタルパートナーズ」)は同社が管理・運営する『MMキャピタルインフラストラクチャー・ファンド1号』(以下、「当該ファンド」)がラトビアのガス輸送パイプライン・ガス貯蔵事業を手掛けるAS Conexus Baltic Grid(以下、「CBG社」)の株式29.06%を取得する株式売買契約に調印したことを発表した。

 当該ファンドはCBG社の株式を「Marguerite Fund」(以下、「Marguerite社」)から取得する。Marguerite Fundはルクセンブルグを拠点とする欧州政府系金融機関をLP投資家に持つファンドだ。2010年に設立されており、ルクセンブルグやフランス(パリ)に拠点を持つオルタナティブ投資ファンド。ファンドへのLP投資家はEuropean Investment Bank(欧州投資銀行)、KfW(ドイツ復興金融公庫)、CDC(フランス預託供託金庫)、CDP(イタリア預託供託金庫)、BGK(ポーランド開発銀行)、ICO(スペイン信用金庫)。

 今後はラトビアのエネルギー法や国家安全保障法に定められた承認を取得次第、CBG社株式の29.06%を取得する見込みだ。当該案件のファイナンシャル・アドバイザーをMarguerite社側はMacquaie Capital、MMキャピタルパートナーズ側はErnst and Youngが務めた。

 Marguerite社は2016年01月に旧AS Latvijas Gāze社(CBG社の前身)株式の28.97%を取得した。当時ラトビアでガス輸送パイプライン・貯蔵事業のほかに、ガス配送・ガス小売り事業を行っていたが、EU Gas Directive (EUガス指令)に基づき、2016年12月にCBG社とガス配送・小売り事業を行う新AS Latvijas Gāze 社へ分割された経緯がある。現在では欧州で三番目に大きいガス貯蔵施設「Inčukalns underground gas storage」を保有・運営するなど、CBG社はラトビア全土で独占的にガス輸送事業を行っている。

*アイキャッチ Photo by Gilly on Unsplash

【情報ソース】
『MMキャピタル・インフラストラクチャー・ファンド1号』によるAS Conexus Baltic Grid 社株式取得に関する株式売買契約調印について(*PDFファイルが開きます、204KB)、2019年12月05日、MM Capital Partners株式会社

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