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【PPA】中部電力ミライズ、オフサイトPPA(約2.3MW)でオークワ6店舗に再エネ供給

2023.08.20 トピック


 2023年8月7日、中部電力ミライズ株式会社(以下、「中部電力ミライズ」)と株式会社オークワ(以下、「オークワ」)は中部地域にあるオークワの6店舗において、オフサイトPPAサービスを開始することを発表した。

 オークワは和歌山県に本社を置くチェーンストアで、近畿地方や東海地方などを中心に1府7県に153店舗展開している(2023年4月28日時点)。オークワは2022年4月から、中部電力グループの株式会社シーエナジーが提供する太陽光発電によるオンサイトPPAサービスを導入しており、8店舗の建物の屋上を活用して太陽光発電を行っている。各店舗の屋上に設置された太陽光発電設備による発電電力量は計433万kWh/年。8店舗では中部電力ミライズのCO2フリー電力も活用し、店舗で使用する電力の50%を再生可能エネルギーで賄う形となっている。

 今回導入されたオフサイトPPAサービスは中部電力ミライズが長野県内の太陽光発電所(パネル出力約2.3MW)で発電した電力を岐阜県内などにあるオークワの店舗に供給するというものだ。年間約210万kWhの再エネ電力を調達し、オークワ6店舗(スーパーセンターオークワ可児御嵩インター店、スーパーセンターオークワ美濃インター店、スーパーセンターオークワ可児坂戸店、スーパーセンターオークワサウス亀山店、スーパーセンターオークワみえ朝日インター店、スーパーセンターオークワ幸田店)に供給する。

 中部電力ミライズとオークワは店舗屋上を利用したオンサイトPPAやCO2フリー電力の導入、オフサイトPPAサービスの拡大等を今後も推進する方針だ。オークワは2030年度のScope1とScope2のCO2排出量を2017年度比で50%削減する目標を掲げている。

*アイキャッチ オフサイトPPAサービスで供給開始した、長野県内の発電所 出典:中部電力ミライズ株式会社

【情報ソース】
オークワ✕中部電力ミライズ オークワ初となるオフサイトPPAサービスの開始~再生可能エネルギー活用の協業を拡大~、2023年08月07日、中部電力ミライズ(*株式会社オークワとの共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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