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【PPA】ENEOS・鈴与商事・静岡ガス、静岡市におけるPPA事業会社を設立/脱炭素先行地域推進コンソーシアムに参画も

2022.09.03 トピック


 2022年9月1日、ENEOS株式会社(以下、「ENEOS」)、鈴与商事株式会社(以下、「鈴与商事」)、静岡ガス株式会社(以下、「静岡ガス」)は静岡市における太陽光発電の自家消費支援事業を行う合弁会社「清水ソーラーエナジー株式会社」(以下、「清水ソーラーエナジー」)を設立し、事業開始したことを発表した。

 清水ソーラーエナジーは静岡市内の住宅や店舗等の屋根に太陽光発電設備を設置し、当該設備で発電した電力を契約者に供給する。契約者は初期投資が不要で、グリーン電力を使用することができる。当該事業はNon-FITの形で行われ、契約者の使用量を上回る余剰電力は静岡市内(清水駅東口エリア)の需要家等で地消する。

(合弁会社のビジネススキーム 出典:ENEOS株式会社)

 合弁会社への出資比率はENEOSが50.10%、鈴与商事が24.95%、静岡ガスが24.95%となっている。ENEOS、鈴与商事、静岡ガスは当該事業の取次店として窓口業務も行う。静岡市が設置した「脱炭素先行地域推進コンソーシアム」に参画する。

 静岡市は2022年8月29日に、脱炭素先行地域推進コンソーシアムの設置及び会員の募集を発表している。脱炭素先行地域は民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域を指し、静岡市は2022年4月に第1弾の「脱炭素先行地域」に国から指定されている。第1弾の選定地域は26地域ある。

*アイキャッチ 出典:ENEOS株式会社

【情報ソース】
静岡市における太陽光発電自家消費支援事業の合弁会社設立および事業開始について(*PDFファイルが開きます、215KB)、2022年9月1日、ENEOS株式会社(*鈴与商事株式会社、静岡ガス株式会社との共同リリース)

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