【稼働】関西電力・大和エナジー・インフラ・SMFLみらいパートナーズ・エコスタイル、コーポレートPPAの共同開発第1号機が営業運転開始　関西・東京・中部エリアで最大15万ｋW開発

Tweet

　2023年7月7日、関西電力株式会社（以下、「関西電力」）、大和エナジー・インフラ株式会社（大和エナジー・インフラ）、SMFLみらいパートナーズ株式会社は共同で開発を進めるコーポレートPPAに活用する太陽光発電設備の第1号機が営業運転を開始したことを発表した。

　当該コーポレートPPAは関西電力、大和エナジー・インフラ、SMFLみらいパートナーズが設立した合同会社KDS太陽光合同会社（以下、「KDS」）が株式会社エコスタイルと協業して進めるものだ。2025年度末までに関西・東京・中部エリアで最大15万kW（49.5kW✕最大3,030基礎）の電源開発（太陽光発電設備）を行い、関西電力はKDSの太陽光発電設備が発電した電気と環境価値の全量を買い取り、顧客へ提供する。年間の発電電力量は最大28,500万kWh、CO2削減量は12万トン以上を見込んでいる。再エネ電力は20~25年の契約期間で販売する予定。

　KDSへの出資比率は関西電力が33.4%、大和エナジー・インフラが33.3%、SMFLみらいパートナーズが33.3%となっている。

*アイキャッチ　Unsplashの🇻🇪 Jose G. Ortega Castro 🇲🇽が撮影した写真

【情報ソース】
・コーポレートPPA活用に向けた太陽光電源の開発～合同会社を設立し最大15万kWの電源を新規開発～（*PDFファイルが開きます、KB）、2023年7月7日、関西電力株式会社（*大和エナジー・インフラ株式会社、SMFLみらいパートナーズ株式会社、株式会社エコスタイルとの共同リリース）

【関連記事】
・【稼働】関西電力とENEOS、兵庫県赤穂郡の播州メガソーラー（約63MW）が商業運転開始
・【売買】大和エナジー・インフラ、英国の洋上風力発電事業Hornsea Oneの一部持分を取得
・【戦略】京セラと九電工、ソーラーカーポートPPA事業会社を新設