【戦略】NTTアノードエナジー・JERA、GPIの発行済株式を米国Pattern Energyから取得

Tweet

　2023年8月3日、NTTアノードエナジー（以下、「NTTアノードエナジー」）は米国の再生可能エネルギー事業者Pattern Energy Group LPから、NTTアノードエナジーと株式会社JERA（以下、「JERA」）へ株式会社グリーンパワーインベストメント（以下、「GPI」）の発行済株式の譲渡が完了したことを発表した。

　GPIは2004年に設立された再生可能ネルギー事業者で、風力発電事業の開発・運営に強みがある。2006年に陸上風力発電所の開発・運営をはじめ、2020年にはウィンドファームつがる（約122MW）、2023年5月には住田遠野ウィンドファーム（約113MW）で商業運転が開始されている。現在は北海道石狩湾新港における洋上風力発電事業（約112MW）の建設も進めている。

　NTTアノードエナジー、JERA、GPIの3社は今後、それぞれが有する再生可能エネルギー事業のノウハウや知見を活用して、国内の再生可能エネルギー事業の取り組みを推進する方針。

*アイキャッチ　UnsplashのAlex Eckermannが撮影した写真

【情報ソース】
・再生可能エネルギー発電事業者グリーンパワーインベストメント社等の株式取得等の完了について（*PDFファイルが開きます、529KB）、2023年8月3日、NTTアノードエナジー株式会社

【関連記事】
・【融資】GPI、石狩湾新港洋上風力発電事業で融資契約締結／2023年12月に商業運転開始予定
・【稼働】グリーンパワーインベストメント、陸上風力発電所「住田遠野ウィンドファーム」が商業運転開始
・【ファンド組成】GPI・DBJ、約530億円規模の再エネファンドを組成／陸上風力含むファンドとして国内最大級