2024.04.28
【売買】INPEX、豪州の再エネ発電事業会社の株式50%を取得 伊エネルから
2023.07.17 事業参画・売買レポート
2023年7月13日、株式会社INPEX（以下、「INPEX」）はイタリア電力・エネルギー会社大手のEnel S.p.A（以下、「エネル」）の子会社Enel Green Power S.p.A（以下、「EGP」）が100%出資する豪州法人Enel Green Power Australia Pty Ltd（以下、「EGPA」）の50%株式を譲渡することについて、EGPと合意したことを発表した。
INPEXは豪州にINPEX Renewable Energy Australia Pty Ltdを新設し、EGPAの50%株式を取得する。取得後は、EGPAが保有する既存ポートフォリオの運営に携わることに加え、発電容量の拡大を目標に新規アセットの開発も進める。
EGPAは豪州で太陽光発電事業、風力発電事業、蓄電池事業、上記を含むハイブリッド電源事業などの再生可能エネルギー事業を進めるほか、電力リテール・トレーディング事業におけるソリューションの展開も行っている。
◯EGPの豪州における再生可能エネルギー事業
プロジェクト名 発電方式 出力 ステータス
Bungala 1 太陽光 137.7MW 運転中（2020年より運転開始）
Bungala 2 太陽光 137.5MW 運転中（2020年より運転開始）
Cohuna 太陽光 34.3MW 運転中（2022年より運転開始）
Flat Rock Stage 1 風力 75.6MW 建設中（2024年運転開始の予定）
Girgarre 太陽光 93.0MW 開発中
Quorn Park Hybrid 太陽光及び蓄電池 96.0MW 開発中
*アイキャッチ EGPAの太陽光発電施設「Bungala Solar Farm 1 and 2」（南オーストラリア州、合計発電容量約275メガワット）
出典：株式会社INPEX
【情報ソース】
・Enel Green power S.p.Aとの豪州再生可能エネルギー事業会社にかかる株式譲渡契約締結について、2023年07月13日、株式会社INPEX
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