【売買】スパークス・グループ、ウエストHDから稼働済み太陽光発電所(9か所、計23MW)を取得

2022.08.27 事業参画・売買レポート


 2022年8月25日、スパークス・グループ株式会社(以下、「スパークス・グループ」)は新たに設立した特別目的会社「御宿町太陽光発電合同会社」(以下、「当該SPC」)を通じて、株式会社ウエストエネルギーソリューションが開発した稼働済み太陽光発電所9か所(出力計23MW/DC)を一括で取得する契約を締結したことを発表した。

◯譲渡された太陽光発電所の概要

発電所名所在地出力(DC)
御宿太陽光発電所千葉県御宿町10.6MW
御宿第2発電所千葉県御宿町2.0MW
御宿第3発電所千葉県御宿町1.5MW
釈迦谷太陽光発電所千葉県いすみ市2.4MW
岡山県浅口市寄島町第1発電所岡山県浅口市2.2MW
岡山県浅口市寄島町第2発電所岡山県浅口市1.2MW
上天草市松島町第1発電所熊本県上天草市1.5MW
上天草市松島町第2発電所熊本県上天草市0.1MW
上天草市松島町第3発電所熊本県上天草市1.5MW
 

 今後はスパークス・グループの子会社を中心に太陽光発電所の運営が進む予定で、スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社は同社が運用するスパークス・再生可能エネルギー・ブラウン2号ファンドから当該SPCに対して出資を行い、スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社がFIT期間中(約19年間)の当該SPCのアセット・マネジメント業務を行う。一つのSPCに9箇所の太陽光発電所をまとめ、各種プロジェクト関連契約や資産管理業務を1本化し、業務の効率化を図る方針だ。

 スパークス・グループは今回の太陽光発電所9か所の取得で、投資/管理・運営する発電所は計42か所、出力は約625MWとなった。今後も資産規模の拡大を目指す考え。

*アイキャッチ Photo by Michael Förtsch on Unsplash 

【情報ソース】
稼働済み太陽光発電所の取得についてー他社が開発した稼働済み太陽光発電所9か所をまとめて取得ー(*PDFファイルが開きます、734KB)、2022年8月25日、スパークス・グループ株式会社

当社開発の太陽光発電所9か所(23MW/dc)を、スパークス・グループに売却(*PDFファイルが開きます、96KB)、2022年8月25日、株式会社ウエストホールディングス

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