2024.03.28
【売買】スパークス・グループ、ウエストHDから稼働済み太陽光発電所(9か所、計23MW)を取得
2022.08.27 事業参画・売買レポート
2022年8月25日、スパークス・グループ株式会社(以下、「スパークス・グループ」)は新たに設立した特別目的会社「御宿町太陽光発電合同会社」(以下、「当該SPC」)を通じて、株式会社ウエストエネルギーソリューションが開発した稼働済み太陽光発電所9か所(出力計23MW/DC)を一括で取得する契約を締結したことを発表した。
◯譲渡された太陽光発電所の概要
発電所名 所在地 出力(DC)
御宿太陽光発電所 千葉県御宿町 10.6MW
御宿第2発電所 千葉県御宿町 2.0MW
御宿第3発電所 千葉県御宿町 1.5MW
釈迦谷太陽光発電所 千葉県いすみ市 2.4MW
岡山県浅口市寄島町第1発電所 岡山県浅口市 2.2MW
岡山県浅口市寄島町第2発電所 岡山県浅口市 1.2MW
上天草市松島町第1発電所 熊本県上天草市 1.5MW
上天草市松島町第2発電所 熊本県上天草市 0.1MW
上天草市松島町第3発電所 熊本県上天草市 1.5MW
今後はスパークス・グループの子会社を中心に太陽光発電所の運営が進む予定で、スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社は同社が運用するスパークス・再生可能エネルギー・ブラウン2号ファンドから当該SPCに対して出資を行い、スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社がFIT期間中(約19年間)の当該SPCのアセット・マネジメント業務を行う。一つのSPCに9箇所の太陽光発電所をまとめ、各種プロジェクト関連契約や資産管理業務を1本化し、業務の効率化を図る方針だ。
スパークス・グループは今回の太陽光発電所9か所の取得で、投資/管理・運営する発電所は計42か所、出力は約625MWとなった。今後も資産規模の拡大を目指す考え。
*アイキャッチ Photo by Michael Förtsch on Unsplash
【情報ソース】
・稼働済み太陽光発電所の取得についてー他社が開発した稼働済み太陽光発電所9か所をまとめて取得ー(*PDFファイルが開きます、734KB)、2022年8月25日、スパークス・グループ株式会社
・当社開発の太陽光発電所9か所(23MW/dc)を、スパークス・グループに売却(*PDFファイルが開きます、96KB)、2022年8月25日、株式会社ウエストホールディングス
【関連記事】
・【売買】伊藤忠エネクス、スマートソーラー開発の太陽光発電所(約400MW)について優先交渉権
・【売買】イーレックス、Jパワーから糸魚川発電所の株式64%を取得
・【売買】住友商事とINPEX、インドネシア共和国・ムアララボ地熱発電事業の株式をENGIEから追加取得