【参画】中部電力・稲畑産業、岩手県紫波郡のバイオマス発電事業に出資

2023.06.28 事業参画・売買レポート


 2023年6月27日、中部電力株式会社(以下、「中部電力」)と稲畑産業株式会社(以下、「稲畑産業」)は株式会社古里木材物流が設立した古里FICエネルギー合同会社(以下、「当該事業会社」)に出資参画することを発表した。当該事業会社が行う「矢巾発電所」の開発を共同で進める。

 当該事業は岩手県紫波郡矢巾町において発電出力1,990kWの木質専焼バイオマス発電所を建設し、その後の運営を行うというものだ。燃料には主に岩手県産の未利用間伐材や林地残材等を使用する。年間の発電電力量は約1,450万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約5千世帯相当)を見込んでいる。

 発電所の建設工事の開始は2025年4月に、商業運転の開始は2026年1月に予定されている。

*アイキャッチ 発電所完成後のイメージ図 出典:中部電力株式会社

【情報ソース】
岩手県紫波郡矢巾町において発電出力1,990kWの木質専焼バイオマス発電所を開発~2026年1月の運転開始を目指します~、2023年06月27日、中部電力株式会社(*稲畑産業株式会社、株式会社古里木材物流との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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