【売買】中部電力、福井県敦賀市の木質専焼バイオマス発電事業(37MW)に参画

2021.02.13 事業参画・売買レポート


 2021年2月12日、中部電力株式会社(以下、「中部電力」)は丸紅クリーンパワー株式会社(以下)、「丸紅クリーンパワー」から同社の100%子会社である敦賀クリーンパワー株式会社の株式50%を取得したことを発表した。

 敦賀クリーンパワー株式会社は福井県敦賀市で発電出力37MWの木質専焼バイオマス発電所「敦賀クリーンパワー発電所」を運営する事業会社だ。当該発電所では木質チップやパーム椰子殻を燃料に年間約2.6億kWhの電力を発電している。運転開始は2017年7月。

 中部電力と丸紅株式会社は岐阜県安八郡の「ごうどバイオマス発電所」(出力:7.5MW)の共同開発を進めている。2021年10月頃に工事着工し、2023年3月の運転開始となる計画だ。今後は共同開発・運営する発電所間での燃料融通などを図り、運営面における相乗効果発揮を目指す。

*アイキャッチ フォトラケルラクレットUnsplash

【情報ソース】
敦賀グリーンパワー株式会社の株式を取得~福井県敦賀市におけるバイオマス発電事業に参画します~、2021年02月12日、中部電力株式会社

【関連記事】
【開発】丸紅・中部電力、岐阜県安八郡で木質専焼バイオマス発電所を計画/出力7,300kW、2023年3月稼働予定
【実証】出光興産など、山口県周南市で木質バイオマス材利活用を実証/早生樹に転換し、燃料生産の短期間・低コスト化
【省庁】農林水産省、新たに4町村をバイオマス産業都市に選定

, , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ