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【開発】JAPEXや東京エネシスなど、山口県下関市のバイオマス発電所の工事に着工/営業運転は2025年1月開始予定

2022.07.10 事業参画・売買レポート


 2022年7月6日、石油資源開発株式会社(以下、「JAPEX」)、株式会社東京エネシス(以下、「東京エネシス」)、株式会社MOT総合研究所(以下、「MOT総合研究所」)、株式会社長府製作所(以下、「長府製作所」)、川崎近海汽船株式会社(以下、「川崎近海汽船」)は共同で開発を進める長府バイオマス発電所の建設工事に着工したことを発表した。

 長府バイオマス発電所は山口県下関市の長府扇町工業団地にある長府製作所社有地内に計画されているバイオマス発電所だ。出力規模は74.95MW。海外から輸入する木質ペレットを使用して発電し、年間の発電電力量は約5.2億kWhを見込んでいる。発電した電力は固定価格買取制度に基づき、19年11ヶ月間に亘って中国電力ネットワーク株式会社に売電する。売電単価は21円/kWh。営業運転の開始は2025年1月に予定されている。

 事業会社は長府バイオパワー株式会社。株主はJAPEX(39.9%)、東京エネシス(20.0%)、MOT総合研究所(15.1%)、長府製作所(15.0%)、川崎近海汽船(10.0%)となっている(*カッコ内の数字は出資比率)。

 発電所の建設・運営は長府バイオパワー株式会社が推進し、建設工事は三菱重工業株式会社、施設完成から始まるアセット管理はJAPEX100%出資子会社の株式会社ジャペックスグリーンエナジーが行う。事業会社に出資する5社も建設工事の監理や営業運転開始後の運用・保守、燃料の調達・輸送など、各社の強みを活かして行う方針だ。

*アイキャッチ Photo by Markus Winkler on Unsplash 

【情報ソース】
山口県下関市・長府バイオマス発電所の着工について、2022年7月6日、石油資源開発株式会社

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