【開発】前田建設工業・JAPEX・四電ビジネス・新光電装、愛媛県大洲市でバイオマス発電所を建設へ

2022.03.27 事業参画・売買レポート


 2022年3月24日、前田建設工業株式会社(以下、「前田建設」)、石油資源開発株式会社(以下、「JAPEX」)、四電ビジネス株式会社(以下、「四電ビジネス」)、新光電装株式会社(以下、「新光電装」)の4社は愛媛県大洲市において木質バイオマス発電事業を共同で実施することを発表した。

 当該事業は愛媛県大洲市長浜町にある工業団地内に出力約50,000kWの木質バイオマス発電所を建設し、その後の運営を行うものである。海外から輸入する木質ペレットを年間約20万トン使用して発電し、発電した電力は固定価格買取制度に基づいて四国電力送配電株式会社に全量売電する。売電単価は24円/kWh。年間の発電電力量は約3.5億kWh見込んでいる。発電所の工事は2022年6月に着工し、商業運転開始は2024年8月に予定されている。

 事業会社は4社で共同で出資設立した大洲バイオマス発電株式会社。事業会社への出資比率は前田建設が約54%、JAPEXが約35%、四電ビジネスが約8%、新光電装が約3%となっている。

*アイキャッチ 前田建設工業株式会社

【情報ソース】
大洲バイオマス発電事業の共同実施について(*PDFファイルが開きます、212KB)、2022年3月24日、前田建設工業株式会社(*石油資源開発株式会社、四電ビジネス株式会社、新光電装株式会社との共同リリース

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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