【参画】JFEエンジニアリング・北陸電力、ウェンティ・ジャパンが進める富山県下新川郡の洋上風力発電事業に出資

Tweet

　2023年3月13日、JFEエンジニアリング株式会社（以下、「JFEエンジニアリング」）と北陸電力株式会社（以下、「北陸電力」）は株式会社ウェンティ・ジャパン（以下、「ウェンティ・ジャパン」）が開発を進めている富山県下新川郡入善町沖の洋上風力発電事業に出資参画することを発表した。

　当該事業は富山県下新川郡入善町沖に3,000kW級風車を3基設置して行う洋上風力発電事業だ。出力制御から最大出力は7,495kWとして運用される。商業運転開始は2023年9月からの予定。発電した電力は固定価格買取制度に基づき、全量売電する。

　すでに2023年2月14日に海上工事へ着手しており、竣工予定は2023年8月。施工は清水建設株式会社（以下、「清水建設」）が行っており、2023年4～6月初旬に行う基礎・風車の設置では清水建設が新造したSEP船「BLUE WIND」が使用される予定だ。稼働後の運転監視と点検に関する業務管理はJFEエンジニアリングが担う。

　事業会社は入善マリンウィンド合同会社。2社の出資参画後、当該合同会社の株主はウェンティ・ジャパン、JFEエンジニアリング、北陸電力の3社となる。

【情報ソース】
・日本初の民間資金による一般海域洋上風力発電事業「入善洋上風力発電事業」への出資参画、2023年3月13日、JFEエンジニアリング株式会社
・入善洋上風力発電事業への出資参画について（*PDFファイルが開きます、688KB）、2023年3月13日、北陸電力株式会社

【関連記事】
・【戦略】JFEエンジニアリング、新組織『洋上風力PJチーム』が始動
・【稼働】秋田洋上風力発電、秋田港及び能代港における洋上風力発電事業（約140MW）で商業運転を開始
・【開発】東京ガス・信夫山福島電力、福島県楢葉町・富岡町沖における浮体式洋上風力発電事業の検討を開始