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【融資】宮崎銀行や鹿児島銀行など金融機関5行、宮崎県の鳥糞バイオマス発電事業向けに融資 総事業費100億規模

2023.03.11 インフラ融資


 2023年3月8日、株式会社宮崎銀行は株式会社日本政策金融公庫、株式会社鹿児島銀行、株式会社宮崎太陽銀行、宮崎県信用農業協同組合連合会と共同で、鳥糞バイオマス発電事業向け融資契約を締結したことを発表した。

 当該事業は発電所を新設し、宮崎県内等で発生する鳥糞を燃料にバイオマス発電事業を行うものだ。総事業費は100億円規模になる計画で、2026年4月の商業運転開始が予定されている。新設する発電所は既設の1号機と同規模となる予定で、発電した電力は固定価格買取制度に基づき、全量を九州電力株式会社へ売電する。発電事業に加えて、発電時に発生する焼却灰を肥料として販売もする。事業会社はみやざきバイオマスリサイクル株式会社(以下、「みやざきバイオマスリサイクル」)。

 みやざきバイオマスリサイクルは2005年から鳥糞バイオマス発電所1号機を稼働させており、宮崎県内で発生する年間約13万tの鳥糞を燃料に発電し、約60MWh/年の売電をしてきた実績がある。約17年間に亘って安定稼働を継続させている。

*アイキャッチ UnsplashBen Morelandが撮影した写真

【情報ソース】
鳥糞バイオマス発電事業向け融資契約の締結について(*PDFファイルが開きます、403KB)、2023年3月8日、株式会社宮崎銀行

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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