【投資】丸紅、アフリカのヘルスケア分野に投資するファンドに参画

2022.08.28 インフラファンド動向


 2022年8月22日、丸紅株式会社(以下、「丸紅」)はアフリカにおけるヘルスケア領域を中心に投資を行うAfrica Innovation & Healthcare Fund(以下、「AHF2号」)に参画したことを発表した。

 アフリカでは経済成長に伴う中間層の増加がある中、ライフスタイルの変化による心血管疾患や悪性がん、糖尿病などの非感染症疾患(Non Communicable Diseases(NCDs))が増加しており、医薬品や医療インフラの供給が不足している。これらを背景に、ヘルスケア領域における基幹医療インフラ(総合病院や専門クリニック等)やソフトインフラ(AI診断・遠隔医療等)は高い成長が見込まれている。

 AHF2号はAAIC Investment Pte. Ltd.(以下、「AAIC」)が組成・運営するファンドだ。投資対象はヘルスケア領域やイノベーション領域となっており、持続可能な経済成長と社会的課題の解決を実現する革新的な企業に出資や成長支援を行っている。AAICが2017年に設立したAfrica Heathcare Fund(AHF1号)は日系初のアフリカに特化したファンドであるが、アフリカにおけるヘルスケア領域やその周辺領域へ投資を行っており、投資先は30社ある。

*アイキャッチ Photo by James Wiseman on Unsplash 

【情報ソース】
アフリカのヘルスケア領域を中心とするファンドへの参画について、2022年08月22日、丸紅株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

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