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【戦略】四国電力、住友商事などが進める高知県の陸上風力発電事業(193MW)に参画

2021.10.03 トピック


 2021年9月30日、四国電力株式会社(以下、「四国電力」)は住友商事株式会社(以下、「住友商事」)などが高知県で共同で開発を進める「今ノ山風力発電事業」に参画することを発表した。

 当該事業は高知県土佐清水市と幡多郡三原村にまたがる今ノ山の稜線部に出力19万3千kWの陸上風力発電所を建設し、その運営を行うものである。完成すれば、国内の陸上風力発電所としては最大規模となる。工事には2024年に着工し、運転開始は2027年を予定している。

 当該事業の事業会社は今ノ山風力合同会社。株主は住友商事、四国電力、株式会社ジャパンウィンドエンジニアリング(以下、「JWE」)、株式会社北拓(以下、「北拓」)の4社。風力発電事業の開発に強みのある住友商事やJWE、風力発電所のメンテナンスを手掛けてきた北拓がこれまで共同開発を進めてきたが、新たに地域の電力供給を担う四国電力が参画する形となった。今後は各社の強みを活かし地域に根差した次世代エネルギー事業の実現を進める方針だ。

*アイキャッチ Photo by Raychel Sanner on Unsplash 

【情報ソース】
高知県における陸上風力発電事業への参画について(*PDFファイルが開きます、738KB)、2021年9月30日、四国電力株式会社
高知県における陸上風力発電事業のパートナー関係の強化について、2021年9月30日、住友商事株式会社(*四国電力株式会社、株式会社ジャパンウィンドエンジニアリング、株式会社北拓との共同リリース)

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