【参画】三菱HCキャピタル・四国電力、米国カリフォルニア州の太陽光発電事業(20MW)に出資

2021.09.29 事業参画・売買レポート


 2021年9月24日、三菱HCキャピタル株式会社(以下、「三菱HCキャピタル」)と四国電力株式会社(以下、「四国電力」)は米国カリフォルニア州の太陽光発電事業に出資参画することを発表した。

 当該事業はソル・オーチャード・インペリアルワン社が米国カリフォルニア州インペリアル郡エルセントロ市で運営している太陽光発電事業だ。発電所の名称はエルセントロ太陽光発電所(El Centro太陽光発電所)。出力20MW、2013年より商業運転を開始しており、発電した電力はPPA(電力購入契約)に基づいて、2038年まで同州の地元公営電力会社Imperial Irrigation Districtに売電する。その後は卸電力市場への売電を行う方針。

 三菱HCキャピタルは米国のインフラ関連投資子会社MIUSA Corporationを通じて事業会社の出資持分35.7%を、四国電力は出資持分14.3%をスペイン国サンタンデール銀行から取得している。残りの持分50%は北米の再生可能エネルギー発電を主な対象として投資を行うExcelsior Energy Capitalのファンド『Excelsior Renewable Energy Investment Fund Ⅰ LP』が保有している。四国電力は当該ファンドに2%出資している。

*アイキャッチ 出典:三菱HCキャピタル株式会社

【情報ソース】
米国カリフォルニア州において太陽光発電事業(発電容量 25MWDC)に出資参画(*PDFファイルが開きます、495KB)、2021年9月24日、三菱HCキャピタル株式会社
米国カリフォルニア州における太陽光発電事業への参画について(*PDFファイルが開きます、176KB)、2021年9月24日、四国電力株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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