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【戦略】東芝エネルギーシステムズ、米国の発電プラント監視ソフトウェア事業を買収

2021.05.12 トピック


 2021年5月11日、東芝エネルギーシステムズ(以下、「東芝エネルギーシステムズ」)は米国のGP Strategies Corporation(ジーピー・ストラテジーズ・コーポレーション、以下「GPX社」)との間で、発電事業者向けプラント監視ソフト「EtaPRO™」(以下、「エタプロ」)に関する事業部門の買収に関する契約締結を発表した。

 今後、対米外国投資委員会(CIFIUS)などの審議を経て、2021年度第2四半期までに買収手続きは完了する予定だ。買収の対象となるのは商標・知的財産権を含めたエタプロのソフトウェア群、エタプロに関する全顧客契約、メンテナンスやリモート監視などのサービス全般、業務にかかる拠点・人員の全てだ。買収完了後は、米国現地法人の東芝アメリカエナジーシステム社が人員を統合し、既存の拠点を通じて事業を継続する。

 エタプロはプラントの熱効率や運転状態を監視し、劣化や異常兆候を検出することで発電所の運営効率向上に寄与するソフトウェアだ。エタプロは顧客ごとのカスタマイズも容易で、25年に亘って火力・水力発電のほかに、風力・太陽光などの再生可能エネルギー電源を含めた発電事業者が導入している。約40カ国、約700GW分の発電所で納入実績があり、東芝の発電機器を納入した発電所の一部でも使用されている。

 東芝エネルギーシステムズは同社が行うタービンや発電機などの機器を中心とした保守やメンテナンスに、エタプロのシステム全体の運営効率向上に寄与するデジタル技術を組み合わせることで、シナジー効果を発揮させる考えだ。顧客に対してワンストップのサービス・ソリューション提供をするなど、東芝グループが掲げるインフラサービス事業の強化を推進させる。

*アイキャッチ Photo by Jan Kopřiva on Unsplash  

【情報ソース】
発電事業者向けプラント監視ソフトウェア「EtaPRO™」事業の買収について、2021年5月11日、東芝エネルギーシステムズ株式会社

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