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【開発】伊藤忠商事・大阪ガス・東京センチュリー・東京エネシス、宮崎県日向市でバイオマス発電事業(出力:50MW)

2021.04.18 事業参画・売買レポート


 2021年4月15日、伊藤忠商事株式会社(以下、「伊藤忠商事」)は大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)、東京センチュリー株式会社(以下、「東京センチュリー」)、株式会社東京エネシス(以下、「東京エネシス」)とともに、事業会社「日向バイオマス発電株式会社」を設立し、宮崎県日向市の細島工業団地内でバイオマス発電所を建設することを発表した。

 当該事業は宮崎県日向市細島工業団地内に発電容量50MWのバイオマス発電所を建設し運営するものだ。日向市の細島港を活用した効率的な燃料輸送体制を基に、各社のバイオマス発電に関する知見を集約して長期安定的な事業運営を進める方針。運転開始は2024年11月の予定で、三菱パワー株式会社が施工をとりまとめ工事が進められる。発電所の建設や運営に要する資金の一部はプロジェクトファイナンスによる融資により調達する。

 当該事業では東京エネシスが運転・保守を行い、大阪ガス100%子会社のDaigasガスアンドパワーソリューション株式会社と東京エネシスがオーナーズエンジニアリング業務を行う。燃料等の供給に際しては、伊藤忠商事が木質ペレット、大阪ガスグループの株式会社グリーンパワーフュエルが地元産出の木質チップを長期的に供給し、日向市に本社のある八興運輸株式会社が輸入木質ペレットを含む燃料の荷揚・保管・輸送を行う。

 日向バイオマス発電株式会社への各社の出資比率は伊藤忠商事が35%、大阪ガスが35%、東京センチュリーが25%、東京エネシスが15%となっている。

*アイキャッチ Photo by Joshua Newton on Unsplash 

【情報ソース】
宮崎県日向市におけるバイオマス発電事業について、2021年4月15日、伊藤忠商事株式会社

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