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【上場】『ジャパン・インフラファンド投資法人』が2/20上場/スポンサーは丸紅・みずほ銀行・みずほ信託銀行

2020.03.01 インフラファンド動向


 2020年02月21日、ジャパン・インフラファンド投資法人(証券コード:9287)は2月20日に株式会社東京証券取引所インフラファンド市場に上場したことを発表した。上場した投資法人は7銘柄となった。

 同投資法人の資産運用会社はジャパン・インフラファンド・アドバイザーズ株式会社。丸紅株式会社(90%)と株式会社みずほ銀行(5%)及びみずほ信託銀行株式会社(5%)からスポンサーグループが構成されている。(*カッコ内の数字は出資比率)

 同投資法人の上場時の取得予定資産は太陽光発電設備15物件だ。パネル出力合計は30.4MW。効率的な運用が可能であり、且つ売買取引実績が多い「発電出力が主に500kW以上2,000kW未満の太陽光発電設備」へ重点的に投資している点が特徴だ(太陽光パネルの出力別構成比率は2MW以上:40%、1.5MW~2MW未満:20%、1~1.5MW未満:20%、1MW未満:20%となっている。)。今後はスポンサーサポートや2つのパイプラインサポート会社(プロスペックAZ株式会社、エムジーリース株式会社)を中心に物件取得を進め、資産規模の拡大を目指す。

 設備管理では「立地上のリスク分散」と「特定エリア内での一体運営による効率的な運用」を両立するエリア・グループ戦略を取る。特定エリア内の複数の太陽光発電設備を同一のO&M業者に委託することで、効率的で質の高い管理・運営を目指す方針。

 同投資法人は株式会社格付情報センター(R&I)から、「A(安定的)」の長期発行体格付が付与されている。

 上場日の初値は¥101,000、終値は¥102,000で上場初日の取引を終えている。直近の株価は2/28終値の¥95,000。

*アイキャッチ 石川金沢東長江1号・2号太陽光発電所
 出典:ジャパン・インフラファンド投資法人(新投資口発行及び投資口売出届出目論見書 2020年1月)

【情報ソース】
「ジャパン・インフラファンド投資法人」の上場のお知らせ(*PDFファイルが開きます、157KB)、2020年2月20日、ジャパン・インフラファンド投資法人

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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