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【ファンド】大和エナジー・インフラ、ドイツの再エネ資産マネジメント会社の株式4割を取得/欧州での事業展開加速を視野に戦略的提携も

2019.12.10 インフラファンド動向


 2019年12月05日、大和エナジー・インフラ株式会社(以下、「大和エナジー・インフラ」)はドイツ連邦共和国のAquila Capital Holding GmbH(以下、「Aquila Group」)の株式40%を取得し、戦略的提携を行うことを発表した。

 Aquila Groupは再生可能エネルギーを中心とした資産を投資対象とするインベストメント・マネジメント会社だ。本社はドイツのハンブルク市にあり、12か国13拠点で300名を超える社員が在籍している。2019年10月末時点で、グループ全体で運用・管理する資産は約95億ユーロ(日本円に換算して約1兆1,500億円)にもなる。

 大和エナジー・インフラはAquila Groupとの協働体制を構築し、再生可能エネルギー分野において欧州での事業展開を加速させることに加えて、欧州における政府からの公的補助を受けないPPA(*)市場についての知見獲得を目指す。日本やアジアにおいてはAquila Groupが投資家に向けて行う投資機会の提供をサポートする方針だ。

(*)PPA:Power Purchase Agreement(以下、プレス記事より引用)
売電事業者と需要者が直接締結する電気の売買契約。

*アイキャッチ Photo by Nick Scheerbart on Unsplash

【情報ソース】
ドイツ連邦共和国のAquila Capital Holding GmbHとの戦略的提携について(*PDFファイルが開きます、135KB)、2019年12月05日、大和エナジー・インフラ株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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