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【売買】JERA、米国ニュージャージー州の天然ガス火力発電事業に参画/権益の50%取得、電力と余剰蒸気を販売

2017.10.13 事業参画・売買レポート


 2017年10月12日、株式会社JERA(以下、「JERA」)は米国ニュージャージー州の天然ガス火力発電事業に参画することを発表した。

Linden Cogen

 今回、同社が運営に参画する発電所はリンデン発電所。既存の権益保有者であったOaktree社とAres社との間で権益取得に係る契約を締結し、権益50%を取得した。発電所を運営する事業会社の名称は「Linden Cogen Holdings」。

(プロジェクトスキーム図 出典:株式会社JERA)

 リンデン発電所は天然ガスを燃料に発電する火力発電所である。ニュージャージー州リンデン市にあり、1992年5月に運転を開始しており、すでに電力の安定供給体制に入っているブラウンフィールド案件だ。

 発電所ではGE製のガスタービンが採用されており、天然ガスコンバインドサイクル発電機が5基(1-5号機)、天然ガスシンプルサイクル発電機が1基(6号機、こちらは2002年01月に運転開始)ある。発電容量は97.2万kW。発電した電力はニューヨーク州の卸売電力市場等に販売しており、ニューヨーク市の電力需要の約1割を供給している。さらに、発電の過程で発生する蒸気を産業向けに販売もしている。

 リンデン発電所ではユニットの増設なども検討されており、今後新たな投資機会も期待されている。また、役員や社員を派遣し、国内外で培った火力発電所の運営・保守技術をリンデン発電所に導入することも考えられており、出資比率を高めるなどプロジェクトに主体的に関与していくこともあるようだ。

 JERAは東京電力フュエル&パワーと中部電力株式会社がそれぞれ50%づつ出資して設立された企業。昨年7月にそれぞれの企業の海外発電事業の承継をしている。

*アイッキャッチ画像 出典:株式会社JERA

【情報ソース】
米国ニュージャージー州 天然ガス火力発電事業への参画について、2017年10月12日、株式会社JERA

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