【稼働】サステナジーなど、宮城県の2施設でソーラーシェアリング/太陽光発電とキクラゲ栽培を両立

2017.09.06 事業参画・売買レポート


 2017年8月31日、再生可能エネルギー事業を柱とするサステナジー株式会社(以下、「サステナジー」)は宮城県内の耕作放棄地などを活用し、太陽光発電と営農を両立させるソーラーシェアリング事業を開始することを発表した。

 稼働する発電所は『登米善王寺太陽光発電所』(宮城県登米市)と『加美八幡堂太陽光発電所』(宮城県加美郡)の2施設。発電容量は両施設共に2MWあり、2017年9月末より発電開始する。発電された電力は全量を東北電力株式会社へ売電される。

(登米善王寺太陽光発電所 出典:サステナジー株式会社)

(加美八幡堂太陽光発電所 出典:サステナジー株式会社)

 これらの発電所では太陽光パネルの下部にできる日陰を利用し、日射が不要のキクラゲ栽培を同時に行っているのが特徴だ。キクラゲは国内で流通しているものの9割が中国からの輸入品であるという現状の中、国産のキクラゲは希少価値もあり、高いニーズが見込める。パネル下部を全て農地としてキクラゲ栽培を実施すると、年間約4万kgの収穫量となるようだ。
 営農(キクラゲ栽培)の部分については、宮城県の農業生産者であるアグリ古川農産株式会社と株式会社スワンドリームが2017年6月より担当している。

 当該事業には日立キャピタル株式会社(以下、「日立キャピタル」)と大和ハウス工業株式会社(以下、「大和ハウス」)も参加している。日立キャピタルは太陽光発電設備をプロジェクトファイナンス型リースを提供し、大和ハウスはEPCを行い、今後のO&Mも担当する。発電設備をリースできたことで、初期投資を抑える形で事業化することができた。

(登米善王寺太陽光発電所でのキクラゲ菌床栽培の様子 出典:サステナジー株式会社)

【情報ソース】
太陽光発電と農業を両立するソーラーシェアリングを開始2017年8月31日、サステナジー株式会社・日立キャピタル株式会社・大和ハウス工業株式会社
営農型発電について2017年3月、農林水産省食料産業局再生可能エネルギーグループ

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