【開発】丸紅・日立造船・JOIN、アブダビで廃棄物発電コンセッション事業

2024.04.03 コンセッション


 2024年3月29日、丸紅株式会社(以下、「丸紅」)、Hitachi Zosen Inova(以下、「HZI」)、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(以下、「JOIN」)はともに参画しているアラブ首長国連邦アブダビ首長国の廃棄物発電プロジェクトにおいて、Emirates Water and Electricity Company(エミレーツ水電力公社、以下、「EWEC」)及びTadweer Group(アブダビ廃棄物処理公社、以下、「Tadweer」)とコンセッション契約を締結したことを発表した。

 当該事業は年間90万トンの一般廃棄物処理能力および80MWの発電能力を有する廃棄物発電プラントをThe City of Abu Dhabiエリアで建設し、30年間に亘ってプラントの保守・運転やEWECへの売電を行うというものだ。プラントの運転開始時期は2027年の予定となっている。

 アブダビ首長国政府傘下のTadweerと丸紅、HZI、JOINが共同で設立する特別目的会社が事業会社となる。JOINは最大0.017百万米ドルの出資、最大22.938百万米ドルの貸付及び最大22.442百万米ドルの債務保証を行う。

*アイキャッチ 建設する廃棄物発電プラントの完成予想図 丸紅株式会社

【情報ソース】
アブダビにおける廃棄物発電プロジェクトのコンセッション契約締結について、2024年03月29日、丸紅株式会社

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