【開発】経産省・国交省、「秋田県八峰町及び能代市沖」で洋上風力発電事業の事業者を選定

Tweet

　2024年3月22日、経済産業省と国土交通省は再エネ海域利用法に基づく海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域の「秋田県八峰町及び能代市沖」について、洋上風力発電事業者を選定したことを発表した。

　当該海域における選定事業者や事業概要は下記の通り。

◯秋田県八峰町及び能代市沖
・事業者名：合同会社八峰能代沖洋上風力
・構成員：ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社、イベルドローラ・リニューアブルズ・ジャパン株式会社、東北電力株式会社（代表企業下線）
・事業計画概要：着床式洋上風力発電、設備出力：37.5万kW（Vestas製の風車（1.5万kW）×25基））
・運転開始時期：2029年6月
・供給価格：3.00円/kWh

　経済産業省と国土交通省は「秋田県八峰町及び能代市沖」、「秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖」、「新潟県村上市及び胎内市沖」、「長崎県西海市江島沖」の4区域について、洋上風力発電事業者の公募を2023年6月30日まで行い、2023年12月13日には「秋田県八峰町及び能代市沖」以外の3海域において事業者を選定していた。「秋田県八峰町及び能代市沖」については、選定事業者が港湾の利用重複に伴う公募占用計画の再提出となっていたため、遅れて選定結果が公表された形だ。

　「秋田県八峰町及び能代市沖」の選定結果の発表に加え、4区域における選定結果の詳細や選定事業者の公募占用計画要旨も今回公表されている。

*アイキャッチ　UnsplashのLaura Ockelが撮影した写真

【情報ソース】
・「秋田県八峰町及び能代沖」における洋上風力発電事業者の選定結果等について、2024年3月22日、経済産業省（同時発表：国土交通省）

【関連記事】
・【開発】経産省・国交省、3海域（秋田県、新潟県、長崎県）で洋上風力発電事業の事業者を選定
・【開発】経産省・国交省、洋上風力の促進区域に長崎県、新潟県、秋田県の3海域を新たに指定
・【公募】経産省・国交省、長崎県五島市沖で浮体式洋上風力発電事業者の公募開始