【開発】みずほリースと東北電力、系統用蓄電池事業に参入

2024.03.03 事業参画・売買レポート


 2024年2月26日、みずほリース株式会社(以下、「みずほリース」)と東北電力株式会社(以下、「東北電力」)は共同で、系統用蓄電池事業を実施することを発表した。

 当該事業は埼玉県熊谷市、群馬県伊勢崎市および太田市に蓄電所を建設し、その運営を行うものだ。運用開始予定は2025年6月。

 新設される各蓄電所の概要は下記表の通り。

名称弥藤吾蓄電所韮塚蓄電所小角田蓄電所
設置場所埼玉県熊谷市群馬県伊勢崎市群馬県太田市
運用開始2025年2月運開予定2025年6月運開予定2025年4月運開予定
出力/容量1.96MW/7.46MWh1.96MW/7.46MWh1.99MW/7.40MWh
蓄電池種類
製造者
リチウムイオン
(株)GSユアサ
リチウムイオン
(株)GSユアサ
リチウムイオン
(株)パワーエックス
EPC東芝プラントシステム(株)東芝プラントシステム(株)東芝プラントシステム(株)
蓄電システム(株)ダイヘン(株)ダイヘン(株)パワーエックス
設備保安管理(株)サンヴィレッジ(株)サンヴィレッジ(株)サンヴィレッジ
 

 事業会社は坂東蓄電所1号合同会社。みずほリースのグループ会社グリーンパワーマネジメントと東北電力が折半出資し設立した。当該事業ではみずほリースが案件組成から開発業務に至る事業全体のプロジェクトマネジメントを行い、東北電力は蓄電所の運用方針の立案や蓄電所運用全般のマネジメント業務を担う。

*アイキャッチ UnsplashWalter Sturnが撮影した写真

【情報ソース】
再生可能エネルギー導入拡大と電力受給安定化へ向け系統用蓄電池事業に参入(*PDFファイルが開きます、338KB)、2024年2月26日、みずほリース株式会社

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