【開発】成田国際空港・東京ガス、成田国際空港への太陽光発電設備(180MW)の導入に着手

2023.10.04 事業参画・売買レポート


 2023年10月2日、成田国際空港株式会社(以下、「成田国際空港」)と東京ガス株式会社(以下、「東京ガス」)は両社で設立した株式会社Green Energy Frontier(以下、「GEF」)が成田国際空港に新設される第8貨物ビルへの太陽光発電設備の導入に着手したことを発表した。

 太陽光発電設備の導入は東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(以下、「TGES」)のソリューション「SolarAdvance(ソーラーアドバンス)」を活用して行われる。設備の設計・施工・保守管理もTGESが実施する予定で、発電した電力はGEFが成田国際空港へ供給する形になる。

 GEFはTGESが保有するノウハウを活用する形で成田国際空港への太陽光発電設備導入を推進し、「空港の脱炭素モデル」を世界に先駆けて構築したい考えだ。成田国際空港に供給するエネルギーの2050年脱炭素化を目指して、2045年度末までの180MWの太陽光発電設備の導入を目標に掲げており、今回の取り組みはその第一弾に位置づけられている。

*アイキャッチ 第8貨物ビル完成予想図 出典:東京ガス株式会社

【情報ソース】
2045年度180MW導入に向けて成田国際空港への太陽光発電設備導入に着手~空港に供給するエネルギーの2050年脱炭素化を目指して~(*PDFファイルが開きます、555KB)、2023年10月2日、成田国際空港株式会社(*株式会社Green Energy Frontier、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社、東京ガス株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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