【開発】大阪ガス・JA三井リース・afterFIT、北海道など国内7か所で非FIT/非FIP太陽光発電所を共同開発

2023.07.29 事業参画・売買レポート


 2023年7月27日、大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)、JA三井リース株式会社(以下、「JA三井リース」)、株式会社afterFIT(以下、「afterFIT」)は大阪ガスとJA三井リースが営業型太陽光発電所を含む国内7か所、合計容量8,500kWの非FIT/非FIP太陽光発電所を共同で建設することを発表した。

 当該事業は北海道、岐阜県、三重県、京都府の計7か所で非FIT/非FIP型の太陽光発電所を開発するというものだ。発電容量は約8,500kW、発電した電力は大阪ガスが全量買い取った上で需要家に供給する。完工時期は2024年2月の予定。

 開発地のうち、北海道夕張郡長沼町で建設する発電所は営農型太陽光発電所となる予定で、発電と並行して、株式会社田舎暮らしが牧草の栽培や収穫、近郊の牧場への家畜の餌としての供給を行う計画になっている。

 事業会社は大阪ガスとJA三井リースが折半出資で設立するAO電力1号合同会社。afterFITは5か所の発電所のEPC業務、全発電所の運転管理・メンテナンス業務を実施する。

 当該事業の資金の一部は、株式会社三菱UFJ銀行がプロジェクトファイナンスを組成し融資する。発電所の建設は経済産業省が公募した「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金(令和4年度)」の採択を受けている。

*アイキャッチ UnsplashDaniela Paola Alchaparが撮影した写真

【情報ソース】
大阪ガス、JA三井リース、afterFITによる営農型発電所を含む非FIT/非FIP太陽光発電所の建設について~「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」に採択~、2023年7月27日、大阪ガス株式会社(*JA三井リース株式会社、株式会社afterFITとの共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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