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【研究】クボタと東京農工大学、営農型太陽光発電について共同研究

2023.06.07 トピック


 2023年6月6日、株式会社クボタ(以下、「クボタ」)は国立大学法人東京農工大学(以下、「東京農工大学」)と営農型太陽光発電設備下での最適な作物の栽培方法の確立をめざした共同研究を実施することを発表した。

 当該研究は東京農工大学敷地内の約25aのほ場において、太陽光発電設備下での栽培環境(日射量や温度等)や作物の品質・収穫量などについてデータ測定・分析を行うものだ。栽培作物はブルーベリー等が予定されている。

 研究を通じて営農型太陽光発電に適した栽培体系の確立を目指す方針で、営農型太陽光発電事業における高い生産性と品質確保が可能な農法の開発にも取り組む。共同研究の実施期間は2023年1月から2025年12月までの予定。

 営農型太陽光発電事業は太陽光発電と農業生産の両立が可能な取り組みであり、作物の販売収入に加え売電収入を得ることができる。そのほか、発電電力の自家消費等による農業経営の改善や耕作放棄地の活用など利点も多く、農業経営の規模拡大につながる取り組みとして期待されている。クボタはカーボンニュートラルの実現と持続可能な農業の両立を目指し、営農型太陽光発電の普及促進や農業の活性化を進める考えだ。

*アイキャッチ 共同研究を実施するほ場 出典:株式会社クボタ

【情報ソース】
東京農工大学と営農型太陽光発電に関わる共同研究を開始~農業と発電の両立をめざす~、2023年6月6日、株式会社クボタ

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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