【稼働】日本国土開発、宮崎県延岡市の太陽光発電所(12.6MW)が商業運転開始

2023.06.14 事業参画・売買レポート


 2023年6月8日、日本国土開発株式会社(以下、「日本国土開発」)は宮崎県延岡市で開発を進めていた「延岡くじら池太陽光発電所」が完成したことを発表した。

 当該発電所は東九州自動車道の延岡南ICから林道を約2km進んだ先に開発された太陽光発電所で、発電出力は12.6MW(AC10.0MW)となっている。発電電力量は一般家庭の使用電力量に換算して約5,000世帯相当を見込んでおり、発電した電力は九州電力送配電株式会社に売電する。事業会社は日本国土開発が100%出資設立した延岡太陽光発電合同会社。

 日本国土開発グループは全国79か所で太陽光発電に関連する土木工事の実績があり、発電事業者として開発した発電出力は13件で出力累計は100MWに至っている。同社は今後も太陽光発電事業を拡大させる方針で、2024年度までに累計150MWの開発案件の入手を計画している。

 日本国土開発は「中期経営計画2024」において立ち向かうべき社会課題に気候変動問題を設定し、資本戦略ではエネルギー・新規事業開発投資領域への従来の投資額146億円(2019年~2021年度)を200億円(2022~2024年度)に増額した形で投資計画を立てている。

*アイキャッチ 延岡くじら池太陽光発電所 出典:日本国土開発株式会社

【情報ソース】
宮崎県延岡市の「延岡くじら池太陽光発電所」が竣工(*PDFファイルが開きます、1,088KB)、2023年6月8日、日本国土開発株式会社

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