【稼働】丸紅・中部電力、岐阜県安八郡の「ごうどバイオマス発電所」が商業運転開始

2023.04.05 事業参画・売買レポート


 2023年4月3日、丸紅株式会社(以下、「丸紅」)と中部電力株式会社(以下、「中部電力」)は共同で開発を進めていた「ごうどバイオマス発電所」が完成し、2023年4月2日より商業運転を開始したことを発表した。

 当該発電所は岐阜県安八郡神戸町に建設された出力7,500kWの木質専焼バイオマス発電所だ。燃料には岐阜県内産の未利用間伐材等を主に使用する予定で、燃料の地産地消を目指した発電所となっている。年間の想定発電電力量は約5,300万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約1.7万世帯相当)を見込んでいる。

 事業会社はぎふ西濃グリーンパワー合同会社。株主は丸紅100%子会社の丸紅クリーンパワー株式会社(50%)と中部電力(50%)(*カッコ内の数字%は事業会社の出資比率)。

 丸紅と中部電力は福井県敦賀市の木質専焼バイオマス発電所「敦賀グリーンパワー発電所」を共同運営しているが、今後、ごうどバイオマス発電所と敦賀グリーンパワー発電所の技術交流などを予定しており、運営面における相乗効果を作り出していく考えだ。

*アイキャッチ ごうどバイオマス発電所の全景 出典:中部電力株式会社

【情報ソース】
岐阜県安八郡神戸町において「ごうどバイオマス発電所」の運転を開始~両社初となる燃料の地産地消型バイオマス発電所~、2023年04月03日、中部電力株式会社(*丸紅株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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