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【戦略】東京センチュリー・TGES・KCCS、共同事業会社「A&Tm」設立/太陽光発電事業のアセットマネジメント&テクニカルマネジメントを一体提供

2022.09.19 トピック


 2022年9月16日、東京センチュリー株式会社(以下、「TC」)、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(以下、「RGES」)、京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、「KCCS」)の3社は、太陽光発電事業のアセットマネジメントサービスとテクニカルマネジメントを提供する事業会社「A&Tm株式会社」(以下、「A&Tm」)を共同設立したことを発表した。

 3社は2021年4月から太陽光発電事業におけるアセットマネジメント、エンジニアリング、O&Mの業務を一体となって取り組む実証事業を行っている。実証はTCが保有する太陽光発電所(黒川メガソーラー発電所(宮城)、下山池メガソーラー発電所(岡山)、中山屋上ソーラー発電所(神奈川)等)で行われ、太陽光発電の運用管理に関するコスト削減や原価低減効果等の検証の結果、発電出力10%ほどの改善効果が認められている。

 3社は当該実証結果を踏まえ、太陽光発電事業の収益向上サービスを行う事業会社A&Tmを共同で設立した。太陽光発電所の建設後から始まるアセットマネジメント業務、エンジニアリング業務、O&M業務を一体的に提供することで、発電量の最大化や安定利用期間の長期化などの実現につなげる。想定顧客は収益性向上を目指す太陽光発電事業者だ。2022年4月から始まったFeed-in Premium制度やPPAモデルの拡大などを背景に、事業としての全体最適化を図り収益性向上を求める需要があると判断した。3社の出資比率はTCが51%、TGESが39%、KCCSが10%となっている。

*アイキャッチ 事業スキーム 出典:東京センチュリー株式会社

【情報ソース】
・共同事業会社「A&Tm」の設立について~太陽光発電事業のアセットマネジメントとテクニカルマネジメントをワンストップで提供~(*PDFファイルが開きます、779KB)、2022年9月16日、東京センチュリー株式会社(*東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社、京セラコミュニケーションシステム株式会社との共同リリース

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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