【ファンド】群馬銀行、国内の再エネ開発を支援する総額500億円規模のファンド創設

2021.10.03 インフラファンド動向


 2021年9月28日、株式会社群馬銀行(以下、「群馬銀行」)は再生可能エネルギーの開発支援に向けた総額500億円のファンド創設を発表した。ファンドによる円滑な資金供給を通じて、再生可能エネルギーの普及・促進に向けた取組みを幅広く支援する。

 当該ファンド名称はGBグリーンファンドだ。総額500億円規模を想定しており、1事案当たりの下限・上限金額は定めていない。資金供給は融資および出資等の形で可能だが、出資についてはぐんま地域共創パートナーズと設立する投資事業有限責任組合(投資ファンド)を通じて行う。

 投資対象は国内の①再生可能エネルギー開発案件(太陽光、水力、バイオマス、風力、地熱発電等)や②脱炭素に資する事業・取組み等に対する案件となっている。上記②についてはサステナビリティ・リンク・ローンなど第三者の認証によって着実に温室効果ガス削減が見込まれていることなどが条件となる。

*アイキャッチ Photo by Laura Ockel on Unsplash 

【情報ソース】
再生可能エネルギー開発支援に向けた投融資枠(ファンド)の創設について、2021年9月28日、株式会社群馬銀行

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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