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【戦略】伊藤忠商事、タイで屋根置き太陽光発電事業を行う合弁会社を設立/シンガポールのBerkeley Energy C&I Solutionsと

2021.08.25 トピック


 2021年8月23日、伊藤忠商事株式会社(以下、「伊藤忠商事」)はシンガポールのBerkeley Energy C&I Solutions(以下、「BECIS」)とともに、タイにおける分散型電源事業を行う合弁会社を設立したことを発表した。

 BECISはタイにおいて、工場や商業施設の屋根に太陽光発電設備を初期投資費用ゼロで設置し、需要家に再生可能エネルギー由来の電力提供を行っている。これまでの累計実績は出力に換算して70MWになる。伊藤忠商事は2018年以降、BECISと協業し、グループ企業向けを中心にした屋根置き太陽光発電設備の設置支援を行っているが、今回の合弁設立・事業参画を足掛かりに当該取組を強化していく方針だ。既に成約していたOgihara(Thailand) Co.,Ltd.向けの1.0Wの契約分から新合弁会社が実行する。

 タイではASEANの中で最も早く民間企業同士の売電契約が解禁されている。加えて、気象条件も良いことから、遊休スペースの活用として屋根置き太陽光発電設備に対する民間需要が高い。伊藤忠商事は同社が持つネットワークを活用して、屋根置き太陽光発電設備をはじめとする再生可能エネルギーソリューションの提案を加速させる考えだ。

*アイキャッチ 出典:伊藤忠商事株式会社

【情報ソース】
Berkeley Energy C&I Solutionsとのタイにおける分散型電源事業を展開する合弁会社の設立について、2021年8月23日、伊藤忠商事株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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