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【実証】九電みらいエナジー、長崎県五島市沖で大型潮流発電機の設置工事に着工

2021.01.23 トピック


 2021年1月15日、九電みらいエナジー株式会社(以下、「九電みらいエナジー」)は長崎県五島市の奈留瀬戸において進めている環境省「長崎県五島市沖における潮流発電技術を実用化するための実証事業」について、大型潮流発電機の設置工事を開始することを発表した。

(実証機公開の様子 出典:九電みらいエナジー株式会社)

 当該事業は長崎県五島市の奈留瀬戸沖において、国内初となる大型発電機を使用した潮流発電の実証を行うものだ。潮流発電は潮の干満によって起こる海水の流れを活用して発電するものであり、未利用の海洋エネルギーの中でも早期の実用化が期待されている。一般に潮流発電には毎秒1m(2ノット)以上の流速が必要だが、奈留瀬戸では潮流が速く、最大で毎秒3メートル(6ノット)以上となることもあり有望なフィールドである。

 当該事業では世界初の大規模商用潮流発電事業MeyGenプロジェクトを英国北部(オークニー諸島とスコットランドの間にあるペントランド海峡)で実施しているSIMEC ATLANTIS ENERGY社(以下、「SAE社」)製の発電機を使用する。高さ約23m(ブレード長は約8m)、重量1,000tの発電機を水深約40mの地点に設置して発電を行う。出力は500kW。実証では安全で確実な発電機の施工・撤去の確認や発電状況の確認等を行う。

(発電機概要 出典:九電みらいエナジー株式会社)

 環境省は「平成31年度大規模潜在エネルギー源を活用した低炭素技術実用化推進事業のうち潮流発電技術実用化推進事業」の事業者公募を実施している。2019年5月に九電みらいエナジー、特定非営利法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会からなるコンソーシアムが事業者として選定、実証事業の実施に至っている。

(実施体制 出典:九電みらいエナジー株式会社)

*アイキャッチ 出典:九電みらいエナジー株式会社

【情報ソース】
「潮流発電技術実用化推進事業」発電機設置工事の開始について、2021年01月15日、九電みらいエナジー株式会社

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