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【戦略】丸紅・ENGIE社、再エネ発電資産を対象に電力IoTプラットフォーム導入へ協力

2018.06.27 トピック


 2018年06月25日、丸紅株式会社(以下、「丸紅」)はフランスの大手電気・ガス事業者であるENGIE S.A.(以下、「ENGIE社」)と電力分野におけるIoT活用に関して覚書を締結したことを発表した。締結日は2018年06月21日。

  両社は電力やエネルギー業界におけるグローバルパートナーとして関係構築を進めてきたが、既存事業におけるパートナーシップに加えて、再生可能エネルギーを軸とした電力IoT分野においても協調する。電力業界において世界最大級の独立系発電事業者同士が協力して、デジタル化や脱炭素化などが進むグローバル市場の変化に対応する形だ。

 まずは共同で管理・運営を行っている再生可能エネルギーの発電資産を対象に、電力IoTプラットフォーム「DARWIN」の導入や開発を共同で進める。当該電力IoTプラットフォームは発電施設の運転最適化や予兆見地による保守最適化の実現を目的として開発が進んでおり、すでに丸紅火力株式会社(丸紅100%子会社)が保有する千葉県袖ケ浦市のコンバインドサイクル型ガス火力発電所(中袖グリーンパワー)やタイ王国電力庁が所有するマエモ石炭火力発電所で導入されている。これまでの火力発電所での導入を経て、今後は再生可能エネルギー分野へも展開する方針だ。

*アイキャッチ Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash

【情報ソース】
ENGIE社との電力分野におけるIoT活用に関する覚書締結について、2018年06月25日、丸紅株式会社

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