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【PFI】JFEエンジニアリング、福井県大飯郡の新ごみ処理施設DBO事業を受注

2020.08.16 PFI


 2020年07月28日、JFEエンジニアリング株式会社(以下、「JFEエンジニアリング」)は福井県若狭広域行政事務組合より「広域ごみ処理施設建設及び運営事業」を受注したことを発表した。

(施設完成予想イメージ図 出典:JFEエンジニアリング株式会社)

 事業はJFEエンジニアリングが代表企業を務めるグループが受注した。受注金額は138億3,100万円(税抜き)。協力企業はJFE環境サービス株式会社と東洋・平田木材共同企業体。

 当該事業は福井県大飯郡高浜町水明の約2haの敷地に新ごみ処理施設を建設(施設整備期間:2020年7月~2023年3月、33か月)し、2023年度から2042年度までの20年間に亘って施設の運営を行うものだ。DBO方式で設計・建設工事及び運営業務を一括して実施する。

 ストーカ方式焼却炉(処理能力:35t/日)は2炉計画されており、JFEエンジニアリング独自の「高温空気燃焼」技術を採用した焼却炉が導入される。当該技術によって低空気比での安定燃焼が可能になることで、有害物質発生の抑制や廃熱回収効率の向上が見込まれている。JFEエンジニアリングは横浜本社内の「グローバルリモートセンター」によるプラントの運転監視・操業支援のほかに、廃棄物処理施設を対象とした自動運転システム「BRA-ING(ブレイング)」も導入し、より安全かつ質の高い施設運営を行う考えだ。

*アイキャッチ 出典:JFEエンジニアリング株式会社

【情報ソース】
若狭広域行政事務組合より広域ごみ処理施設を受注、2020年07月28日、JFEエンジニアリング株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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