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【融資】青森銀行やあおぎんリースなど、青森県十和田市のバイオガス発電事業に融資/水産・食品加工の廃棄物活用

2020.05.10 インフラ融資


 2020年4月28日、株式会社青森銀行(以下、「青森銀行」)は株式会社県南環境保全センター(以下、「県南環境保全センター」)が青森県十和田市で実施するバイオガス発電事業に協調融資を実施したことを発表した。

(施設イメージ図 出典:株式会社青森銀行)

 当該事業は発電規模600kWのバイオガス発電施設(有機汚泥処理料:80t/日)を県南環境保全センターが導入し、有機汚泥処理に加えてバイオガス発電を行うものである。新しい施設導入で有機汚泥や生ゴミの処理能力も従来の約4倍の最大120t/日まで拡大する。

 当該事業は水産加工や食品加工で生じた有機汚泥を活用するのが特徴だ。プラントで脱水汚泥とバイオガスを作った後は堆肥化施設で発酵肥料を、バイオガス発電設備で発電を行う。堆肥化施設ではプラントの排熱も利用する方針。

 バイオガス発電設備では有機汚泥を発酵させた際に生じるメタンガスを燃料に、年間で一般家庭1,100世帯相当の使用電力量(約525万kWh)を発電する。発電した電力は固定価格買取制度に基づいて東北電力株式会社に売電する。商業運転の開始時期は2020年6月の予定。

(プロジェクトスキーム図 出典:株式会社青森銀行)

 協調融資には青森銀行の他に、株式会社日本政策金融公庫とあおぎんリース株式会社が参加している。融資総額は22億円。調達された資金はバイオガスプラントや発電施設の建設資金に充当される。

 県南環境保全センターはこれまで水産加工や食品加工の工場から排出された有機汚泥を受入し、堆肥化施設で発酵処理に取り組んできた。有機汚泥の処理限界容量に達しつつある中、新規の処理依頼にも対応できるようバイオガス発電にも対応できる形への設備刷新となった。

*アイキャッチ 出典:株式会社青森銀行

【情報ソース】
県内初となる廃棄物を活用したバイオガス発電施設の建設~県南環境保全センター株式会社様に対する協調融資について~、2020年4月30日、株式会社青森銀行

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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