【開発】丸紅、サウジアラビア王国で風力発電事業を2案件（最大出力1.1GW）受注

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　2024年5月23日、丸紅株式会社（以下、「丸紅」）はサウジアラビア王国（以下、「サウジアラビア」）のAbdulaziz Alajlan Sons for Commercial & Real Estate Investment Company-Ajlan & Brosとともに、サウジアラビアのアルガット風力発電案件、ワードアルシャマル風力発電案件の2案件を受注し、Saudi Power Procurement Company（サウジアラビア電力調達会社）との間で売電契約を締結したことを発表した。

　アルガット風力発電案件はリヤド州アルガット地区に最大出力600MWの陸上風力発電所を、ワードアルシャマル風力発電案件は北部国境州トゥライフ地区に最大出力500MWの陸上風力発電を建設・運営し、サウジアラビア電力調達会社に対して25年間に亘って売電を行う事業だ。サウジアラビアにおいて日本企業が風力発電事業に参画するのは初。

　丸紅は電力事業においてサウジアラビアを中東地域における最注力市場の一つと位置づけている。これまでにラービグ太陽光発電事業（出力300MW）や屋根置き型太陽光発電事業などに参画するほか、地域冷房事業やクリーン水素事業の開発にも取り組んでいる。

*アイキャッチ　UnsplashのLouis Moncouyouxが撮影した写真

【情報ソース】
・サウジアラビア王国・アルガットおよびワードアルシャマル風力発電案件の2案件受注・売電契約締結について、2024年05月23日、丸紅株式会社

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