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【戦略】ユーラスエナジー、Windlab Africa社へ出資参画/サブサハラ地域・東アフリカへ、風力のグローバル展開加速

2019.03.29 トピック


 2019年03月20日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、「ユーラスエナジー」)は豪州の風力発電事業開発会社であるWindlab Limited社(以下、「Windlab社」)と東アフリカ地域での風力発電事業を推進することを目的に、Windlab社の子会社であるWindlab Africa社(以下、「Windlabアフリカ」)へ出資参画したことを発表した。

 Windlabアフリカはエチオピア、ケニア、タンザニア、ザンビア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンヂ、マラウィにおいて16プロジェクト、発電出力合計1650MWの風力発電事業を開発している。Windlabアフリカの展開するサブサハラ地域は各国のGDP成長率は著しいものの低い電化率に留まっているため、経済成長に伴うより大きな電力需要の増加があるとユーラスエナジーは判断した。

 ユーラスエナジーの出資後の株主構成はWind lab Limited(75%)、ユーラスエナジー(25%)となる。(*カッコ内の数字は出資比率)

 ユーラスエナジーは現在、北アフリカに位置するエジプトで約260MWの風力発電所を建設している。今後はWindlabアフリカと共同でサブサハラ地域での事業を推進するほか、東アフリカ地域においても風力発電事業を推進する方針だ。グループ全体のグローバル展開を加速させる。

 ユーラスエナジーとWindlab社は豪州でCOONOONER BRIDGE風力発電所(19.8MW)とKENNEDY発電所(58.2MW、蓄電池システム付風力発電と太陽光発電のハイブリッド発電所)を共に手掛けている。

*アイキャッチ Photo by Artem Bali on Unsplash 

【情報ソース】
2019年03月20日-東アフリカにおける風力発電事業への参画、2019年03月20日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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