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【実証】三井住友建設、東京湾に洋上浮体式太陽光発電設備を設置 東京都の東京ベイeSGプロジェクト

2024.01.07 トピック


 2023年12月25日、三井住友建設株式会社(以下、「三井住友建設」)は東京都が実施する「東京ベイeSGプロジェクト」令和4年度先行プロジェクト(以下、「当該プロジェクト」)で事業採択された「洋上浮体式太陽光発電」の技術実証において、中央防波堤エリア(海の森水上競技場(指定水面))での浮体式太陽光発電設備の設置作業が完了したことを発表した。

 当該プロジェクトは東京都が海の森水上競技場や新海面処分場埋立地で計画したもので、自然と便利が融合した持続可能な都市の実現に向け、その先駆けとして複数の実証事業を行うものだ。「次世代モビリティ」、「最先端再生可能エネルギー」、「環境改善・資源循環」の3つのテーマでプロジェクトが公募されていたが、今回の洋上浮体式太陽光発電事業は「最先端再生可能エネルギー」として選定された。三井住友建設はこれまでにため池をはじめとする淡水域での浮体式太陽光発電事業を行っているが、国内初となる海水域での浮体式太陽光発電の社会実装に取り組む。

 今後、2025年3月末までの期間で、洋上環境における浮体式太陽光発電の耐久性や陸上太陽光との発電量比較といった各種データの取得・検証を実施する。具体的には「複数の浮体システムの設計・設置」、「洋上に対応した浮体および係留システムの設計・設置」、「電気設備への塩害の影響検証」、「洋上と陸上、異なるタイプの浮体システムの発電量等の比較検証」について技術的検証を行う予定。

*アイキャッチ 設置作業が完了した「洋上浮体式太陽光発電設備」 出典:三井住友建設株式会社

【情報ソース】
国内初となる実用化を目指した洋上浮体式太陽光発電設備の設置が完了ー「東京ベイeSGプロジェクト」先行プロジェクトで事業採択された技術実証ー、2023年12月25日、三井住友建設株式会社

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