【開発】中国電力、ベトナムの太陽光発電事業(150MW)と水力発電事業(45MW)に出資参画

2023.10.11 事業参画・売買レポート


 2023年10月2日、中国電力株式会社(以下、「中国電力」)はベトナム社会主義共和国の再生可能エネルギー発電事業に出資参画することを発表した。中国電力がベトナムの再エネ発電事業に出資参画するのは初。

 中国電力が出資参画するのは太陽光発電発電事業会社3社と水力発電事業会社1社で、それぞれ35%出資する。中国電力の台湾における水力発電事業のパートナー企業Foxlinkグループと合わせて実施する。事業への出資比率は最終的にベトナムの再エネ企業BB Power Holdings Joint Stock Compamy等が30%、中国電力が35%、台湾Foxlinkグループが35%となる。

 参画する事業は既に稼働済みで、発電規模は太陽光発電事業がいずれも50MWで、水力発電事業は45MWだ。

 中国電力は今後もベトナムでの再生可能エネルギー開発案件の参画に取り組む方針。加えて、他国においても再生可能エネルギーを中心に電力関連事業の発掘・獲得を進め、収益力の強化に取り組む考え。

*アイキャッチ 9/29 ベトナムにおける契約署名式の様子 出典:中国電力株式会社

【情報ソース】
ベトナム社会主義共和国 再生可能エネルギー発電事業への出資参画について、2023年10月02日、中国電力株式会社

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