【売買】四国電力、ベトナム・フーイエン省の太陽光発電事業(214MW)に出資参画

2022.11.05 事業参画・売買レポート


 2022年11月2日、四国電力株式会社(以下、「四国電力」)はベトナム社会主義共和国(以下、「ベトナム」)のフーイエン太陽光発電事業に参画することを発表した。四国電力がベトナムの再生可能エネルギー発電事業に参画するのは初。

 当該事業はベトナム・フーイエン省(首都ハノイから南に約1,200km)で行われている太陽光発電事業だ。2019年から商業運転を開始しており、発電した電力はベトナム電力公社との長期売電契約(2039年まで)に基づいて売電している。出力は214MW。

 事業会社はフーイエン TTP JSC。四国電力は既存株主のチュオンタインベトナムグループJSC(以下、「TTVN社」)から株式を一部取得し事業に参画する。四国電力の出資参画後の株主はTTVN社(80%)、四国電力(15%)、ビーグリムパワーPCL(5%)となる(*カッコ内の数字は出資比率)。TTVN社はベトナムの再生可能エネルギー・不動産事業者、ビーグリムパワーPCLはタイの大手電力事業社。出資比率に基づく、四国電力のフーイエン太陽光発電事業における持分容量は32MWになる。

*アイキャッチ UnsplashAndreas Gücklhornが撮影した写真 

【情報ソース】
ベトナム国フーイエン太陽光発電事業への参画について(*PDFファイルが開きます、148KB)、2022年11月2日、四国電力株式会社

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