【戦略】東急不動産、アイ・グリッド・ソリューションズに資本参加

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　2023年8月1日、東急不動産株式会社（以下、「東急不動産」）は全国でPPA事業や電力小売事業を行う株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ（以下、「アイ・グリッド・ソリューションズ」）に資本参加したことを発表した。7月28日付で株式（優先株）の一部を取得している。

　アイ・グリッド・ソリューションズは子会社の株式会社VPP Japanを通じて、流通小売、物流等の企業向けを中心にオンサイトPPA事業を手掛けている。2023年4月末時点での導入実績は561施設、120,046kW。独自開発のエネルギーマネジメントプラットフォーム「R.E.A.L. New Energy Platform®」を活用した太陽光パネルの設置面積の最大化や再エネ電力の自家消費比率を向上させる「余剰電力循環モデル」の構築を強みに、企業の再エネ導入を推進している。

　アイ・グリッド・ソリューションズは地方銀行との協業も進めており、2023年3月には株式会社栃木銀行とともに再エネ事業会社の株式会社クリーンエナジー・ソリューションズを設立しており、2023年6月には株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループが設立した株式会社ちゅうぎんエナジーとの業務提携を発表している。

　東急不動産は需要が高まる再エネ発電所の開発をさらに推進する方針で、今後はアイ・グリッド・ソリューションズの経営資源を組み合わせ、開発力の強化や再エネ事業領域の拡大を目指す。

*アイキャッチ　UnsplashのMichael Förtschが撮影した写真

【情報ソース】
・～再生可能エネルギーにおけるオンサイトPPA最大手との協業により開発能力をさらに強化～株式会社アイ・グリッド・ソリューションズへ資本参加、2023年08月01日、東急不動産株式会社

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