【稼働】ユーラスエナジーHD、北海道・道北地域の2つの風力発電所（出力計127.5MW）が商業運転開始

Tweet

　2023年5月26日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス（以下、「ユーラスエナジーHD」）は同社のグループ会社である合同会社道北風力が開発を進めていた浜里ウインドファーム、川南ウインドファームが完成し、2023年5月26日から営業運転を開始したことを発表した。

　両風力発電所は北海道の道北地域で計107基の風車を設置する「道北風力発電事業」の一環に位置づけられている陸上風力発電所で、浜里ウインドファームは幌延町、川南ウインドファームは稚内市と豊富町にまたがる地域に建設されている。単機出力4,300kWの風力発電設備（シーメンス・ガメサ・リニューアブルエナジー社製）が浜里ウインドファームで14基（出力47.5MW）、川南ウインドファームで19基（出力80.0MW）使用されている。２案件の合計発電電力量は一般家庭の使用電力量に換算して、約９万３千世帯相当になる見込みだ。

　ユーラスエナジーHDは今後も風況の良い北海道で積極的に風力発電を推進する考え。

*アイキャッチ　川南ウインドファーム　出典：株式会社ユーラスエナジーホールディングス

【情報ソース】
・浜里ウインドファーム川南ウインドファームの営業運転開始について、2023年05月26日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス

【関連記事】
・【稼働】豊田通商やユーラスエナジーHDなど、北海道・道北地域の送電・蓄電事業が始動
・【開発】オリックスと北海道電力、北海道伊達市で陸上風力発電事業（189MW）を共同開発
・【売買】アースインフィニティ、北海道檜山郡などの陸上風力発電所6基を取得