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【戦略】KDDI、風力発電機の点検・補修ロボット開発をするLEBO ROBOTICSに出資

2023.02.15 トピック


 2023年2月15日、KDDI株式会社(以下、「KDDI」)はKDDI Green Partners Fundを通じて、風力発電機向け点検・補修ロボットの開発やサービス・商品の販売を行うLEBO ROBOTICS株式会社(以下、「LEBO ROBOTICS」)に出資したことを発表した。

 LEBO ROBOTICSは2018年11月に設立されたスタートアップ企業で、風力発電機ブレードの点検・メンテナンスロボットLEBO(リーボ)の開発やAIブレード分析サービスPANOBLADEによる点検サービスなどを実施している。

 LEBO ROBOTICSが開発しているロボットはブレード上を移動し、落雷対策のための導通確認やブレードの補修作業を行うことができるもので、地上からロボットの操作ができるため、これまで人手で行っている高所作業の危険を軽減でき、作業時間の短縮や省人化も可能だ。

 日本では風力発電の導入が拡大している一方、傷みやすいブレードの点検・補修について、メンテナンスコスト低減や人手による高所作業の安全性確保など課題がある。KDDIはLEBO ROBOTICSへの出資を通じてこれらの課題解決を図る考えで、今後、グループ会社のKDDIスマートドローン株式会社とともに実施している風力発電設備向けのドローン点検サービスや通信・IoT技術を活用してLEBO ROBOTICSのロボット点検サービスの支援を行う方針だ。

*アイキャッチ UnsplashLaura Ockelが撮影した写真

【情報ソース】
風力発電機向け点検・補修ロボットを開発するLEBO ROBOTICSへ出資、2023年2月15日、KDDI株式会社

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