【テクノロジー】ナブテスコ、オーストリアの風力発電機用スマートセンサー開発企業に出資

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　2022年9月22日、ナブテスコ株式会社（以下、「ナブテスコ」）はコーポレート・ベンチャー・キャピタルのNabtesco Technology Ventures L.P.を通じて、オーストリアの風力発電機用スマートセンサー開発のスタートアップeologix sensor technology gmbh（以下、「eologix社」）に出資し、事業提携に係る覚書を締結したことを発表した。

　eologix社は風力発電機の発電効率向上を可能とするスマートセンサーを提供する企業で、風力発電機ブレードの着氷検知を始めとする高度な状態監視技術を保有している。欧州では700基以上の風力発電機に設置された実績がある。

　ナブテスコは風力発電機ヨー旋回部の状態監視と故障回避を実現する風力発電機用CMFS（Condition Monitoring system with Fail-Safe）機器の販売・診断サービスを提供している。今回の出資及び業務提携を通じて、ナブテスコはeologix社の状態監視技術とCMFS技術の融合を図り、高度な状態監視システムや発電効率向上システムの開発を行う考えだ。風力発電機向け事業分野での製品開発の加速と人員強化を行い、欧州市場をはじめとする国際市場での販売拡大も目指す。

*アイキャッチ　UnsplashのWaldemar Brandtが撮影した写真

【情報ソース】
・コーポレート・ベンチャー・キャピタルによる出資と事業提携に関する覚書締結 オーストリアの風力発電機用スマートセンサー開発スタートアップとの共創（*PDFファイルが開きます、596KB）、2022年9月22日、ナブテスコ株式会社

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